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吹奏楽部に入っています。矯正は楽器の演奏に支障ありますか?
院長の神﨑です。
吹奏楽部の活動が盛んな学校はお盆、お正月、テスト週間以外、お休みがないことがほとんどですよね。
朝練、昼練、夜練がある学校も多いようです。
メインイベントの夏のコンクールや、冬にはアンサンブルコンクール、文化祭などの学校行事、地域のイベント、定期演奏会など演奏活動で本当に忙しそうです。
吹奏楽は西洋の木管楽器、金管楽器を主体とし、弦楽器、特殊楽器、打楽器による編成で演奏されます。
上記で矯正治療と関係があるのは、金管楽器(トランペット、ホルン、トロンボーン、ユーフォニアム、テューバ)と木管楽器(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、サックス)ではないでしょうか。
従来型の唇側矯正装置は、歯の表側にブラケットと呼ばれる装置を接着する関係で、唇を振動させて音を出す金管楽器には影響が出そうです。ただし、唇の振動によらない奏法で音を出す木管楽器もリードをくわえて音を出すため、歯の裏側にブラケットを接着する舌側矯正や、マウスピースで歯を動かすマウスピース型歯科矯正(アライナー矯正)にも影響が出るかもしれません。
とはいえ、患者様の体験談から判断すると「慣れてしまえば吹けないことはない」とも言えます。
しかしながら矯正装置の装着後は、管楽器演奏のパフォーマンスが落ちる可能性を否定できません。
プロフェッショナルを目指すのであれば、唇側矯正装置や舌側矯正装置といった固定式の装置は避けたほうが無難かもしれません。
可撤式のマウスピース型歯科矯正装置(アライナー)の治療を含めて、吹奏楽と矯正治療を両立させる治療方法を検討する必要がありそうです。
アライナーは着脱できることが最大の特徴ですので、演奏中は装置を外せば演奏に問題はないでしょう。
ただし、アライナーは装着している間のみ歯が動くので、装着時間が短いと治療期間が長くなります。
アライナー装着の推奨時間は20〜22時間です。
どちらにしても「吹奏楽の部活や管楽器に打ち込みたい」という方は、矯正スタートのタイミングや矯正装置の種類についてご相談ください。
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