矯正治療後のリテーナー(保定装置)はいつまで続ければいいですか?

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矯正治療後のリテーナー(保定装置)はいつまで続ければいいですか?

院長の神﨑です。

矯正治療が終わった直後の歯は、歯根を支える顎骨が柔らかく動きやすい状態です。
そのまま何もしないと綺麗に整った歯並びが崩れてしまいます。
長い時間をかけてゆっくり歯を移動させていく矯正治療ですが、歯は何もしなくても一生を通じて動き続ける性質があります。
身体の中で変化しない部位は存在しないのです。
リテーナーは、歯の安定や保持をするために必要不可欠であり、歯が動きやすい状態が安定するまでは特に続けることが望まれます。

リテーナーは後戻り期間の矯正を担う第2の矯正装置であり、リテーナーが使えない場合はブラケットが必要です。
というのも、リテーナーの役割は、矯正治療後の歯が動きやすい期間に、歯が動かないように固定するものです。
この期間もブラケットを外さずにそのまま矯正治療を続けても問題ありませんが、歯を動かす力は必要ないため、ブラケットのような固定式ではなく、リテーナーのように取り外しできる装置でも対応できるのです。
ブラケットを長く続けた場合は、見た目はもちろん、虫歯になってしまうリスクも高いため、歯を動かす治療が終わり、固定する治療の時期が来たらリテーナーを選択するのが一般的です。

さて、リテーナーの使用期間についてですが、答えは一生です。

先ほどお話した通り歯は何もしなくても一生動き続けるので、綺麗に仕上がった歯並びをそのまま維持したければ、リテーナーは使い続ける必要があります。
しかし、12時間〜24時間使用する必要がある期間は、矯正治療後の顎骨が柔らかい時期だけです。

矯正装置除去後、6ヶ月は24時間、6〜12ヶ月は12時間リテーナーを使用してください。

1年経過後は在宅時、1年半〜2年目以降は就寝時に使用してください。

柔らかかった顎骨が硬くなり歯並びが安定するまでは、矯正治療にかかった時間と同じ時間が必要と言われています。
2年間歯を動かしていたら、2年保定、3年間歯を動かしていたら、3年保定が必要です。安定してきたら週の半分就寝時に使用を続けることをお勧めします。

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